ガソリンの価格が上がったり下がったりして落ち着かない。自分の感覚では高止まりのままではあるけれど。
その度にスマホにインストールしてあるガソリンスタンドの給油アプリからのプッシュ通知が煩わしい。
フルサービスのガソリンスタンドが激減して、セルフスタンドばかりが目につくようになって久しいが、それでよかったのだろうか。
1980年代後半に規制緩和の一環で登場したセルフガソリンスタンド。
人件費が抑制されることによってガソリンが安くなることが予想されていたはずだが、効果はあったのだろうか。
円安、物価、特に原油価格の高騰が今のガソリン価格に反映していることを考慮に入れても、その効果を享受できているとは自分は思えない。
夏の暑い日中や冬の寒い夜には特に車から降りたくないし、スタンドのスタッフが素敵な女性だったらガソリン価格が少しくらい高くても自分だったら嬉しいかもしれない。
ガソリンを減らすためだけのドライブをするようになったりして。
時代の流れでスーパーのレジでもセルフが増えてきた。
フルセルフは自分のように避けるお客が多かったのだろう。ある程度の普及にとどまっていたが、セミセルフ形式が導入されてからは、大手のスーパーのレジはほぼその両者になってしまったのは残念だ。
確かにセミセルフが導入されてからは、レジの待ち時間が短くなったような気はするが、自分自身で機械相手に決済をするのは何か味気ない。
スーパーだけでなく、コンビニにもセルフレジやセミセルフレジが増えてきた。
企業側は人件費を抑制できるメリットはあるのだろうが、利用者側にその還元はされているのだろうか。
ガソリンスタンドを例にして考えると、あまりされていないように思える自分。
逆に雇用条件の悪化の方が市井の人たちへの影響が大きいのではないのだろうか。求人数や給料の抑圧などの。
ちなみに、自分の娘はスーパーのセルフレジが大好きなようで、レジ打ちのバイトをしたいくらいだと話してくれた。バーコードの読み取りが面白いようだ。
今は中学生の彼女。大学生になるころにはスーパーからレジ係のバイト求人はなくなってしまうかもしれない。
器量が特別によいとは思えないけれど愛想は決して悪くない彼女。
もし、レジ横に立つことができたとしたら、お客からの評判もそれほど悪くはならないはずだと妄想するのは親バカなのだろうか。
レジにはやっぱり素敵な女性が居て欲しい。
もし、自分が女性に生まれ変わったとしたら、レジ係には男性を望むのだろうかと、ふと思った。