淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

それはそれで

 夕方から雨が降り出した。秋にしては久しぶりの雨のような気がするが、明日にはあがる予報だ。
 雨が降る日もある。雨降りが続くことだってあるが、とりあえず明日は晴れ。

 今週は長い五日間になりそうな予感がする。
 今の仕事は久しぶりのJavaの開発。しかも、フレームワークを使うのは久しぶり。
 じつはあまり、フレームワークが好きではない。品質や開発工数が少なくなるというメリットが言われて導入されたフレームワークだけれど、実際にはどうなのだろう。
 そのメリットはあったのだろうか。

 フレームワーク毎の使い方にわりと差があって、それぞれに慣れるのに自分はどうも時間がかかる質のようだ。
 ただ、頭が悪いだけなのかもしれないけれど、環境適応能力にも乏しいし、加齢とともに様々な能力がさらに低下している自覚もあるので余計にしんどい。
 昔のように定年は55歳がよいと思えて仕方がない、51歳の秋。

週末のお散歩ショット。

 このごろ、仕事をしていて特に気になるヤツがいる。イヤミに感じる野郎が一人いるのだ。
 久しぶりにイヤミ君というあだ名を自分の中でつけてやったが、彼は何人目なのだろうか。

 先月末から自分が所属するチームが変わったが、そのチームの中ではどうやら自分が最年長。
 テレワークで仕事をしていることもあって、他のメンバーの顔や個人情報のほとんどは知らないけれど、なんとなくそう感じている。

 今のチームになってから仕事上のストレスは爆上がり。
 イヤミ君が自分をイラつかせているのかと思っていたけれど、他の原因にも思い当たった。
 歳下の人から指示を受けて仕事をしているのが、どうやら自分の負担になっているようだ。
 そんな自分にちょっぴり失望もしたけれど、大抵の人間が抱く人間らしい感情なのかもしれない。

 30代のころ、出世を目指すと何度か口にしていた友人がいた。
 その理由は、歳を取ってから歳下の人間に使えないオッサンなどと邪険にされるのが嫌だと言っていたのが懐かしい。
 そんな友人の言葉を捕まえて、そう自分は思えないと口にしたことも。

 だが、事実は残酷だ。その友人は出世して自分の今の収入は彼以下だから。
 自分なんて器が小さいと思い知らされるし、ある意味でその答えが身にしみたから。

 歳を重ねるメリットって何だろう?
 あえて言うならば、いろいろなことがあきらめられたことぐらいか。消去法で仕方なしに。
 若い日の自分は身分不相応にもいろいろな妄想ばかりを描いていた。何者でもない自分との差にもがきながら。
 それから何十年経っても何者でもないままだが、それはそれで、……。

今日の写真のモデルは永井ももさん。さくらフォト撮影会にて撮影。