このblogに書いている内容が少し変わってきたような気がする。
身の回りで起きたことや自分が経験したことから、自分の感じたことや心象風景を文章にする割合が増えているのではないか。
ある意味では日記らしくて、blogに相応しいのかもしれない。
一昨日の水曜日からスマホのアラームがセットしてある時間よりも早く目が覚めている。
今、自分がスマホに設定しているアラームの時間は8:42、8:52と12:57。
朝は一度では起きられない可能性があるので二回。12:57は昼寝用だ。
スマホのアラームが不要になったのは、我が家のリフォームがはじまったからだ。リフォーム内容は我家の天井と外壁の再塗装。
初日は足場を組むための作業だったが、その作業がはじまったことをベッドの中で知った。足場を運ぶ音で目が覚めたからだ。
建築、土木の関係者は朝が早いことは知っているし、作業開始の時間なども発注した会社の営業からは聞いていたけれど、自分の中では何も準備ができていなかった。
自分の気持ちの準備とは関係無しに、我家の外観はすっかりと変わってしまった。
足場などに囲まれている姿は見慣れていないので、ちょっと違和感がある。秋が深まった青空とのコントラストもイマイチだ。
ちなみに工期は来月の上旬までで、予算は自分の年収の1/4ほど。
何社かに見積りを取ったこともあって、なんとか今の自分の懐具賄でも工面できる金額に収まったがそれでも痛い出費だ。
昨日も祝日なのにリフォーム作業があった。昨日の内容は塗装箇所の洗浄。
せっかくTOYOTAカレンダーの影響を受けていない仕事をしているのに、祝日も平日なみの時間に目が覚めてしまったが、昨朝はそれでよかった。
朝から法事だったから。実家で一緒に同居していた祖母の27回忌だった。
祖母のアニバーサリーに参加したのは孫一人と嫁一人。孫は全員で六人もいるのに。自分だけの参加だった。
自分は祖母に可愛がってもらったが、母との仲は決してよくはなかった。
だが、法事どころか月命日ですらきちっと花を手向けてお参りしている母。
母に厳しくしていた祖母の気持ちはなんとなくわかるが、自分が好きではなかった故人のアニバーサリーを大事にしているのはなぜなのだろう?
母の心の内すら理解できない自分に、女心を理解するのは永遠に無理なのかもしれない。
お盆、正月やお彼岸くらいは祖母、祖父と父親が一緒に眠っている墓に手を合わせている自分。
だが、ほかの親族と出会ったこともないし、彼らが訪れている形跡を感じたことは希だ。
死者に時間を割くことができないほどに忙しいのだろう、きっと。その中には自分の弟も含まれている。