今シーズンの雪遊びはじめはICSで造雪したゲレンデではなかった。イエティでもホワイトピアでもウイングヒルズでもなく、開田高原マイアスキー場。
長野県のゲレンデでのシーズンインだった。自分にとって、そんな滑りはじめは珍しい。
今朝、6時前にスマホのアラームをセットしていたけれど、ベッドから出たのは6時過ぎ。
着替えると中央自動車道を長野方面に車を走らせた。
朝焼けを浴びている紅葉を楽しみながら中津川インターに向かった。
日曜日なのに走行車はそれほど多くなかった。中津川インターから走った国道19号も。
さすがに高速を降りるころには紅葉は楽しめなかったが、雪化粧をしている山が遠くに見えだした。国道を走るほどにそんな山が近くなる。
ゲレンデの数㎞前になると、車道にも積雪が残っていた。
暖かい日が続いているとはいっても十二月。それでも季節は進んでいて、やっぱり冬なのだ。
今朝の道中は車の流れがスムーズで9時過ぎにはゲレンデの駐車場に到着した。
考えていたよりもゲレンデ近くに車を停めることができたのはラッキーだったが、ゲレンデの経営が少し気になった。
近年、ゲレンデ経営は厳しいところが多い。毎年のように経営に行き詰まって閉鎖する話を当り前のように聞く。
自分が仕事をリタイアした後、雪遊びをする所がなくなってしまっていたらせつなすぎる。
ただでさえ、地球温暖化による暖冬傾向や冬の短期化が指摘され続けているのに。
ゲレンデに着いてまずしたことは、後部座席にスペースを作ってからの仮眠。
アラフィフのオッサンにとっては早起きしてからの170㎞のドライブは身体に堪えるからだ。
30分ほど横になってから着替えて、ゲレンデに突撃した。
ちなみにお昼にも1時間ほどの仮眠をした。計90分、ゲレンデの駐車場で仮眠していたことになる。
仮眠後にはゲレンデに突撃。
駐車場の車の数から想像できていたけれど、ゲレンデは空いていた。
マイアスキー場はオープン二日目で日曜日なのにリフト待ち0分。少し声を大きくして言いたい。マイアスキー場は空いていてお勧めだと。
リフトで同乗した他のスキーヤーの話によると隣のゲレンデ、昨日の御嶽スキー場の方が滑走者は多かったらしい。
ゲレンデコンディションはマイアの方がいいことも教えてくれた。
そのスキーヤー曰く、御嶽スキー場はまだリフト料金がプレオープン期間としてお値打ちであることが影響しているのではないかとのこと。自分も納得だ。
庶民にとっては厳しい世の中。趣味や遊びに対しても財布の紐が固くなるのはわかるが、寂しい話。
せめてもの地域おこしのために、増税眼鏡くんにゲレンデに来てもらって来客たちと一緒に雪合戦に参加してもらえないだろうか。
彼が鬼役を担ってくれたら、雪合戦の参加者も増えてより白熱するだろう。
ひょっとしたら、雪合戦で気分がよくなった参加者がパーティ券の一枚くらいは買ってくれるかもしれない。