淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

気まぐれと押し切られ

 数ヶ月ぶりにゲレンデでスキーを楽しんだ昨日。
 ゲレンデに居るときからあることが楽しみになってきた。それはアフタースキーのビールだ。
 晴れた日にスキーをしていると冬の寒い日でもなぜだか飲みたくなる。他のお酒も好きなのだけれど、スキー後にはハイボールやチューハイではなくビールなのだ。

ゲレンデでは揚げたこ焼とノンアルコールビールで我慢した。

 昨日、自分にしてはリフトに乗っているときに他の滑走者と話すことが少なかった。
 ゲレンデが空いていたこともあって、誰かと同乗することが少なかったことが理由ではあるけれど。

 何度も一人でリフトに乗っていると、何をツマミにするかを考えはじめていた。
 結局、考え行き着いたのはフライドチキン。
 ここ最近、少なくとも今年になってからはケンタッキーのフライドチキンを食べていないことに気がついたので、帰りに立ち寄ることに決めた。

 滑走後にゲレンデ近くにある立ち寄り湯で温泉に入ってから帰宅すれば、ビールで酔っ払ったままでベッドに入っても問題はない。
 マイアスキー場近くの温泉施設も空いていただけでなく露天風呂に入ることができたのはラッキーだった。
 例年であれば、露天風呂に入れないことが多いからだ。

 入浴後はひたすらにドライブを続けて、自宅近くのケンタッキーの店まで直行した。
 コロナ禍の週末は店の前に客が並んでいる光景が当り前だったけれど、昨夜はすんなりと入店できた。
 自分が入店すると数人の女性スタッフがスマイルでお出迎え。複数の女性の視線を独り占めすることができたが、逆に緊張した。
 マックやミスドならともかく、ケンタには行きなれていないことも余計に自分をそうさせた。

 何ピース買うかを迷っていたら、接客してくれた店員に4ピースを勧められた。
 じつは、フライドチキンは決して好物ではないのだけれど、彼女たちの視線に押し切られてしまった。
 セットで他のものも買ってしまったので2000円弱の出費になってしまった。
 ランチタイムでなくてもそれなりの物が食べられる金額だ。

 帰宅すると急いで車から荷物を降ろして、ビール片手に飲みながらフライドチキンにかぶりついた。
 持ち帰りにかかった時間は10分ほどだったが、少し冷めていたのは想定内。
 だが、それ以上に美味しくないと感じたし、こんなものを食べようと思った自分の気まぐれにがっかりした。
 最後の1ピースはレンジで温めたが、それでもとても美味しいとは言えない代物だった。

 こんなフライドチキンを食べるくらいならば、自分で作った唐揚げを食べる方が何倍も美味しい。
 というか、フライドチキンを自分で作ったらどんな味になるだろうかとも思った。
 ネットを使えば、あらゆる料理のレシピも調べられるし、スーパーで見つけることができなかった食材も容易く買い求めることができる世の中。
 ある意味では恵まれている時代に生きているのだから。

今日の写真のモデルはmiki.さん。