今日が自分の仕事始め。
今回の冬休みは12日。そのうちの8日はゲレンデで雪遊びをして過ごした。
2/3はリゾート地に滞在していたのだけれど、リッチさとは無縁だった。
ゲレンデ近くで計3泊したが全て車中泊だったし、雪遊びをした日はほとんどノンアルコール。休み中にお酒を嗜んだのは三日だけ。
ある意味ではスキーとスノーボードに対してストイックに取り組んでいたのかもしれない。おかげで年明けから体重が2㎏落ちた。
そんな風に冬休みを過ごしていたせいなのだろうか。今日になって休み中に世間で起きていたことが現実感をともなって自分へ押し寄せてきた。
もちろん、地震、飛行機事故、自民党のパーティー券の続報や松本人志のスキャンダルも知ってはいたはずだったのだが、それらのニュースとの間に不思議な距離感があったからだ。
だが、正月ボケながらも仕事を始めると一気に現実へ自分が取り込まれたような気がした。
こんな風に年末年始の休みを感じたのははじめてではないだろうか。
そんな休み中でも、なんとなく感じていたことがある。それは景況感。
街中の居酒屋の雰囲気、道を走っている車の数やゲレンデに訪れている客たちを見ていると、お金が回っているようには思えなかった。
市井の人たちの財布の紐が堅いことを痛感することが多かったが、今日の仕事後にウオーキングをしているとより強く感じた。
今夜は裏路地を選ばずに表通りを多く歩いたこともあって、いくつかの飲食店の前を通りすぎた。
ほとんどの店の駐車場はガラガラ。店内は閑古鳥が鳴いていた。
あるラーメン屋の店内をウインドウ越しにのぞくと女性スタッフたちが笑いながら立話していた。
彼女たちがパートやアルバイトだったら、忙しくなくてラッキーだったかもしれない。
お金はどこを回っているのだろう? 今年、どこかを回るのだろうか?
ちなみに、娘は正月の二日に実家を訪れて母と弟からお年玉をゲットしたようだ。
その日に娘からは私にも連絡はあったけれど、予定があったので会わなかった。
似ていないところが多いような気がする父と娘だが、気まぐれなところはそっくり。
お互いに気が向けば今年中のどこかで会うだろう、きっと。その時にお年玉を渡すかは知らんけど。