淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

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 自分らしくもなく、このごろは意味がない残業ばかりしている。今夜も20時過ぎまでパソコンに向かっていた。
 残業までして仕事に費やす時間を増やしても、仕事の進捗がはかどるとは思えない。
 人間の集中力には限界があることが、年を重ねる毎に身にしみるようになってきたからだ。

 今週の水曜日、オンライン上でのお客との打ち合わせ時に苦笑するような出来事があった。
 自分のような多重下請けのエンジニアが何人も参加している場面で、お客と一次請けの会社の責任者同士が仕事量の見積りで言い争いをはじめた。
 お客は10人月、一次請けの会社は30人月だとそれぞれに主張。

 ヤレヤレ。
 どちらにしてもシステム開発で発生する作業のボリュームを人月でカウントすること自体が時代錯誤だと感じていたのは自分だけだったのだろうか。
 他の業種から今の業種に移ってきた当初から、ずっとそんな違和感は拭い去れない。

先日、訪れたある図書館にて。素敵な所でした。

 仕事のことでは楽しいことはないが、不思議とそれほどはやさぐれていない。
 お客と上位の会社に対して好感を抱くことはできないが、ちょっぴり余裕を感じているこのごろの自分。その理由が少しわかってきた。

 しばらくの間、副業をしていないからだろう。ラーメン屋で丼などを洗うことも、ローリー車に乗って灯油の巡回販売の手伝いをすることがなくなって短くはない。
 エンジニアとしての仕事だけをしているのはやっぱり楽だ。

 さて、昨年に続いて四月からはIT講師として登壇する予定。
 通勤どころか、平日は東京で過ごさなければならないことが少し億劫に思えてきた。
 昨年はホテルに連泊して仕事をしていたが、今年はマンスリーマンションの利用も考えはじめた。

 いくつか思案点があるが一番は、ホテル滞在だと食事が外食中心になってしまうこと。
 自炊ができない環境が続けば今の自分だと発狂しそうな気がしてきた。

 このごろよく思う。小銭で提供される外でのメニューを食べるよりも、その代金で食材を買い求めて自分で調理したものを食べる方が圧倒的に満足できるということを。

 マンションだと部屋の掃除を自分で行わなければならないなどのデメリットはあるので、しばらくは考え続けることになるだろう。
 少しでも質の高い暮らしをしたいから。

今日の写真のモデルはゆうかさん。