淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

それぞれの景色

 一月最後の夜は雨。雪ではなくて雨だったことも、自分をより寂しくさせている。
 寒さが一番厳しくなる時期のはずなのに、雪ではなくてどうして雨が降るのだろう。
 ちなみに自分がシーズン券を持っているゲレンデも今は雨が降っているらしい。

 年を重ねれば重ねる毎にお金の力を思い知らされる。
 それでもお金ではどうしようもないと思えることがまだまだある。その一つは気温。
 ウインタースポーツを一番の趣味としている自分にとっては地球の温暖化に無関心ではいられない。

 今日現在、今シーズンのゲレンデ滑走日数こそ10日以上になるが、ゲレンデコンディションに満足できたのは、ほんの数日。
 それどころか自分が通っているゲレンデのほとんどは、雪不足のために全てのコースが開放されていないこともあって、少しフラストレーションが溜まっている。
 どうしてこんな状況になっているのだろう。

週末のお散歩ショット。野麦峠スキー場デース。

 先週末、あるゲレンデで過ごしていたら常連と思えるような人たちが口々にしていたことがある。それは、もっと人工降雪にお金をかけるべきだと。
 確かに自分も少なからず思っているし、来年はより慎重にシーズン券を買うゲレンデを考慮するだろう。
 価格がいくらか高くても、真冬になっても滑走できるコースが限られ、ゲレンデコンディションがよくなかったらせっかくの雪遊びを満喫できないからだ。

 雪遊びに興味がない人にとっては冬に気温が下がらないのは楽でよいと思っている人も少なくないのかもしれない。
 そんな彼らと自分が望む冬の景色にはかなりの差があるように思える。

 近々の自分にとっては、自由になる時間がなによりも貴重。
 そんな状況にも関わらず、三月の仕事を受注してしまった自分のケチ臭さを苦笑いしているし、自分が小者に思えてせつない。

 昨年の七月からは作業内容や関わっているシステムこそ何度か変わったが、ずっと同じ会社の仕事。
 仕事はエージェントを介して契約しているが、仕事の更新単位はずっと毎月単位のままで、結局は変わらなかった。
 そればかりか昨年の後半からは、契約単価がインボイスを口実にして下げられてしまっている。
 自分に仕事を発注している会社の彼らと自分の見ている景色はどれくらい違うのだろう。

 一昨日、久しぶりに昔からの友人と長電話をした。
 お互いの家は歩いて行ける範囲だが、希にそういうことがある。
 ただ、お互いに大人になったせいか若いころに比べると電話で話す頻度は減っている。

 ちなみにその友人とは小中高校が一緒。共通の友人も多いが、個別の友人ももちろんいる。
 その時の夜の電話で一番に思ったのは、友人と自分がそれぞれに交わっているコミュニティの差。
 世の中の格差が、ますます広がっていることを感じられずにはいられなかった。

今日の写真のモデルはmiki.さん。