一昨昨日の水曜日から体調を崩していた。
仕事をしていたら急に気分が悪くなったので定時よりも数分早く作業を切り上げてベッドに潜り込んだ水曜日。
それでも、身体は重くなるばかりだった。
下痢と嘔吐がはじまると足先や指先に冷たさを覚え、嫌な汗が出てきた。
微熱程度だった体温はすぐに38度をオーバー。38度を超えたのは流行病にかかって以来だった。
翌日の木曜日も体調が優れないので仕事を休んだ。仕事のことを考えなくてよいだけでも気持ちが少し楽になった気がした。
このくらいのころから、今回の体調不良はストレスが積み重なっていたことが原因だったような気がしてきた。
仕事を休んで静養して家にある薬を飲んでいたら、トイレにかけこむ回数は減ったし、体温も下がってきた。
新型コロナやインフルエンザよりは症状は軽かったはずなのだが、歳のせいか気持ちは萎えてしまった。
まだまだ本調子ではなかったものの、昨朝からは仕事に復帰。
テレワークでなかったら昨日も休んだだろう。通勤だけだって病人には堪える。
キーボードを叩く手は気怠かったし、集中力だってさっぱりだった。
それでも仕事をしてしまうなんて、変なところで生真面目な自分。
せっかくの休日だった今日、ストレスを少しでも解消するために目覚めがよかったら雪遊びに出かけようと考えていたが駄目だった。
車に雪遊びの道具を積み込んではいたものの、ベッドから出ることができたのは9時過ぎ。
起きても頭はぼんやりするし、まだまだ身体はすっきりとはしない。
先ほど、玄関を見たらスノーボードのブーツがあった。自分としては車に積み込んだつもりだったのに忘れていたようだ。
こんな集中力なので、無理して出かけなくてよかった。
せめて、今日くらいはのんびりとしたいが、食材などをスーパーまで買いに行かなくてはならない。
体調が良くても悪くても独り身だから、自分の世話は自分でするしかないからだ。
今回の体調不良では今後の生き方についてちょっぴり考えさせられた。歳を取っても独りで暮らし続けるかどうかを。
だが、今さら誰かと暮らすことは、どうしてもリアリティを感じられない。
ワガママで貧しい自分と暮らしてくれる相手だって、ほとんどいないだろう。
とりあえず今、できることより体調に気をつけること。
そのためにもできるだけ、ストレスを近づけないようにしたいものだ。
今の自分にとってのストレスは確定申告と四月からの講師の仕事の準備。
昨年と違って今の段階で請けている講師の授業数は倍以上。担当する授業の内容も昨年よりも多い。
独習も必要だし、オンラインでの講習やeラーニングも昨年以上の受講が必要なのも自分の心を重くさせている。
やっぱり、三月は今の仕事を断ればよかった。仕事をしながら次の仕事の準備ができるほどに、自分が器用ではないことを自分でわかっているはずなのに。