マンスリーマンションとはいえ、人生で初めて賃貸物件に住んで一週間。
マンションは府中市にあり、最寄りの駅は分倍河原。歩きだと10分、自転車だと3分ほどの距離だ。
暮らしている部屋はお手洗いと浴室が別の20㎡。
物件を選ぶ時には私物を持ち込んで暮らすには手狭ではと心配していたが、住みはじめてみると意外と快適だ。
小さなクローゼットがあるので着るものがかさばらない季節だったら、かえってこれくらいの広さの方が合理的なのかもしれない。
もちろんよいことばかりではない。
気になることは多々あるが、一番は部屋から見えるところに京王線が走っていること。
朝は京王線が通る音で目覚めることが多いし、休みの今朝もそうだった。休日でも朝寝が楽しめない。
この物件を選んだ一番の理由は駐車場が借りられたこと。登壇が終わる八月までの間には何度か名古屋にある自宅との行き来がするだろうが、新幹線ではなくて車で移動したかったからだ。
今までに何回か府中駅や分倍河原駅近辺で仕事をしてきたけれど、その度に自宅との行き来にヘトヘトになった。
自分の自宅も府中や分倍河原の駅からも新幹線へのアクセスがよくないからだ。ドアツードアで4時間近くはかかってしまう。
新幹線は指定席を取れれば座れるが、それ以外の乗物は座れるとは限らない。乗換も何度も発生するので、それなりの荷物を抱えたまま歩くのはアラフィフの自分にはしんどい。
職場までは自転車で通っている。マンションでレンタサイクルが借りられたから。
これがなかなかと都合がよくて、活動範囲が広がっている。マンションや仕事場付近には急な坂がないこともラッキーだった。
ただ、予想外だったのは東京ではかなりの郊外であるはずの府中でも、ターミナル駅のせいか気軽に駐輪できる場所がないことだ。
あちこちで駐輪禁止の看板を見かけるので、府中駅近辺に買い物へ行くときなどには自転車を停める場所を探すのは少し面倒だ。
ホテルだったら朝食があるのだが、マンション暮らしだとそうはいかない。
自炊することが多いが、先日のある夜は吉野家で牛丼を食べた。
その吉野家は国道沿いにあったが、自分が今までに経験したことがないスタイルだった。
セルフ式の松屋のようなシステムが導入されていた。カウンターに座って店員にオーダーするのではなくて、自席に置いてあるタブレットで注文をして、商品ができるとお客が取りに行くようになっていた。
やがて、全国的にこの方式が採用されていくのだろうか。松屋みたいに。牛丼の味が少し味気なく感じたのは気のせいだろうか。
まだまだ書きたいことはあったけれど、今日はこのへんで。
武蔵野に来ても、なんとかやっています。