淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

秋雨の雨上がりの朝に

 今朝、起床してカーテンを開けても、部屋は薄暗かった。
 8:45過ぎに副業先へ出勤するために玄関を出ると、庭の草木が濡れそぼっていた。
 昨夜は日付が変わってから眠ったが、そのときはまだ雨の気配はなかったのだが。

 玄関を出るときには、今秋初めてのウインドブレーカーを羽織った。玄関先に止めてある自転車のサドルにまたがる前に空を見上げると、朝陽を覆うように雲が多く残っていた。その様子から雨が止んでからそれほど時間が過ぎていないようだった。

 自宅からバイト先のラーメン屋は西にあたる。裏路地から幹線道路までを北に進み、最初の信号交差点を左に折れてそのまま進むと、左手にバイト先の店が見えてくる。自宅からは自転車で10分ほどの距離だ。

 雨上がりのせいもあってか、朝は冷え込んでいた。風はあまりなかったが、湿っぽい冷気を感じた。
 バイト先まで自転車のペダルを10分ほど漕いでも、汗ばまなかった。確実に、秋が終わりに近づいている。
 幹線道路を西に進んでいるときに、正面の低い空に雲が見えた。その雲は、黒っぽい雲で夏から秋の雨雲というよりは、冬の雪雲を思わせるような色合いだった。

 その雲の色が自分の気分を高揚させてきた。曇り空の下、朝の陽射しを浴びることが出来なくても。
 雪が降る時期が、それほど遠くないことが感じられたからだ。

 ちなみに、今シーズンの初滑りは来週の土曜日の予定。今のところ、ウイングヒルズ白鳥リゾートで初滑りを迎えるつもりだ。人工雪のゲレンデだが、今週の金曜日の9日にゲレンデはオープンする予定になっている。
winghills.net
 昨シーズン、自分の初滑りは12月2日だった。予定通り、今週の土曜日に初滑りを愉しめれば、昨年よりも1か月ほど早いスキーシーズンインになる。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 今のところの週間天気予報によると、土曜日の予想は晴れだ。だが、心配なこともある。来週は暖かい日が続くことが想定されているからだ。天気が良くても、ゲレンデメイクが間に合わないかもしれないからだ。
 また、スキー板のチューンナップも間に合わないので、スキー板はゲレンデでレンタルするつもりだ。

 昨シーズンから始めたスノーボードはチューンナップに出していないので、レンタルする必用はない。
 シーズン序盤の人工雪で作られた狭いゲレンデ。しかも、気温が高いために良好とはいえない、ゲレンデコンディションを滑走できる技術には、まだほど遠い自分。
 よって初滑りをスノーボードで迎えるのは難しい。だが、来シーズンくらいにはスノーボードのレベルもそれくらいまで向上できると良いのだが、自分の運動神経を考えると簡単なことではないだろう。

 とにかく、自分にとって一番の趣味であるスキーを楽しめる日々が、すぐそこまで来ていることが嬉しい。今年の冬の余暇はどれくらい取れるのだろうか。
 また、今年は何度娘と一緒にスキーを楽しむことができるだろうか。
 久しぶりに浮かれた気持ちになっている。今朝の天気とは真逆のような。

退職エントリーを書くのが夢?

 文化の日で休日の今日。休みの日に、仕事関係のことをネタにするのは我ながらどうかと思ったが、やっぱり書くことにした。
 書きたいことを書かないと、毎日書き続けることは難しかっただろう。そのスタイルのおかげで573日の毎日、書き連ねることができた。
 積み重ねられた573の駄文。多くの他人にとっては意味がないだろう。それでも、自分だけはそのことを評価している。

 はてなblogの中で人気を集めているジャンルの退職エントリー。何故、人気があるのかまったくわからなかったし、最初は読むことも少なかった。
 だが、傾向として自分と同じIT関係に従事している人が書いていることが多いこともあってか、このごろはたまに読んでいる。熟読ではなく、軽く目を通しているレベルだが。

 bloggerが退職エントリーで会社の実名を出している場合、著名な会社がほとんどだ。しかも、何故か男性が多い気がする。
 女性bloggerが結婚するための退職エントリーは、このはてなblogの中でもどれくらいあるのだろうか。
 もし、書かれていたとしたら、その文章はどれくらいの他人の目に留まるのだろうか。

 今まで自分が読んだいくつかの退職エントリーを思い返すと、どれもそれなりに整然と書かれていた。多少の感情は滲んでいたとしても。そのために、多くの人に読まれているのかもしれないが。
 いくつもの会社を辞めてきた自分にとっては、不思議に思えてしまう。

 ヘッドハンティングなどによる前向き退職もあるかもしれないが、多くの人の退職はそんなポジティブな理由ばかりではないのではないか。
 前向きで明るい文章の方が、読者に与える読後感が良いのはわかる。だからといって、読後感が良い文章ばかりを読み続けていると飽きてしまうし、受け取るものも偏ってしまうのではないだろうか。

 ここ最近、本業での現場に出勤することが億劫になっている自分。
 今の現場に着任するときに、年内で退職することを少なからず考えていたことを、誰かに話したらそれが噂になって多少は広まっているようだ。自分が今、直接関わっている会社の営業の耳に入っていたからだ。
 先月その営業社員に会ったとき、はっきりと直接聞かれた。
「年内で辞めるって聞いたんですが、本当ですか」、と。
 その営業社員とは今の会社に入った最初の現場でもお世話になった。しかも、年齢が近い女性だということもあって、お互いにあまり気兼ねしない関係だ。所属している会社は違うけれど。
 相手先からは来年の3月までは続けて欲しいと言われていることを、彼女は話してくれた。

 正直、揺れている自分。まだ土曜日なのに、すでに来週からの月曜日の仕事に思いを巡らして、嫌な気分になっているほどだからだ。
 もし、今の現場を最後に年内で退職するのであれば、それまでは最低でもこのblogを続けたい。そして、退職エントリーで理路整然としていない、感情を込めた文章を書き殴りたいと妄想しているが、実際に今年の年末にはどうなっているだろう。
 今年はもう、60日を切っている。

まるでレンジ相場のよう

 特定保健指導を受けてから2週間以上が過ぎた。素敵な女性の指導のおかげか、思ったよりも指導で決めたことをそれなりに守っている。
 2週間前から、厳守していることはWカーボンを辞めていること。お好み焼き定食やラーメンとチャーハンを一緒に食べることを我慢している。
 平日の半分には届いていないが、1/3以上はカロリーに気をつかった弁当を持参して食べている。
 また、出勤した日に帰宅するときには、オフィスビルを3F分は階段を歩いている。
 その成果は、以下の通りだ。

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特定保健指導から毎日つけている、体重と行動目標の遵守結果。
 毎日の体重計測結果を折線グラフで表すと、上の抵抗線を79㎏、下の抵抗線を77㎏としたレンジ相場のような状態になっている。
 投資に興味を持っている人なら、ピンとくる表現かもしれないが、興味の無い人のためにもっと簡潔に説明する。
 79㎏と77㎏の間をいったりきたりしているだけで、まったく結果が出ていないのだ。自分でも驚くくらいに。

 今週の月曜日の朝に79.1㎏を計測した時には、がっかりした。前日、同人誌の二次会でビールを結構嗜んだことと、カロリーの高いつまみを多量に食べたことが原因だとはわかるが、前日の朝が77.3㎏だった体重がたった1日で2㎏近くも増加するとは考えてもいなかった。
 一週間に一度計測している腹囲は91㎝のままで、まったく変化がない。

 このレンジ相場のような状態を、ブレイクできるのだろうか。上抜けするのは簡単な気がする。ただでさえ、忘年会シーズンが近づいてきているからだ。
 下抜けするための何か秘策はないだろうかと、考える。

 最近、また仕事のストレスが高まってきた。仕事中、イライラすることはほぼ毎日。
 せめて、好きなものくらい食べたいし、眠いのに早く起きてお弁当の用意をするのにも、嫌気がさしてきた。
 怠惰な自分の限界も近い。何か自分にご褒美を与えないといけない気がするが、今のところ適当なものが見つからない。自分の目の前にぶら下げる人参が。

 今、この文章を書きながら考える。今、一番したいこと、一番したくないことは何であるのかを。
 一番したくないことは、はっきりしている。それは仕事。最近、オフィスで働く面々を見るだけでも嫌になってきた。
 おかげで、昨日はストレスから耳鳴りと頭痛が酷くて出勤を控えたほどだ。

 一番したいことは、スキー。毎日スキーだけをしていたい。できれば、風のない穏やかな晴れ間に。仕事を辞めて生活できるほどの余裕はまったくない自分。
 仕事を辞めて毎日スキーをするなんて、リアリティの無い人参だ。

 体重が75㎏を切ったら、素敵な女性と一緒に食事でも出来たら最高なんだけどなぁ。石田ゆり子さん、新井恵理那さん、芳根京子さんの3人が、もし同時に申し出てくれたなら誰を選ぼうか。
 この思いつき、いや妄想はもっと現実的ではないかぁ、あーぁ。

Tric or Treat

 今年もハロウィンが過ぎた。毎年、自分にはほとんど影響がないこのイベントも、今年は些細なことが起きた。
 ある女性からLINEで次のようなメッセージが届いたからだ。『Tric or Treat』。
 天才的な誤字bloggerのマスヲが指摘するのもなんだが、『Trick or Treat』の間違いだろう。

 メッセージを送付してくれた女性は、自分が滅多に足を運ばないガールズバーの店員。それにも関わらず、頻度高めに様々なメッセージを送ってくる。自分のシフトなども添えて。
 最低限な返信をすることもあるが、今回は大人らしく誤字を指摘することもなく、返信しなかった。『Happy Halloween』なんてメッセージを送ったら、彼女が誤字にも気づかないかもしれないからだ。

 ハロウィン当日の昨日、日中は淡々と仕事をこなした。仕事中に納得のいかなかったことが起きたが、それも致し方ないこと。
 最後に月末処理をしている最中に、これで12月に支払われる給料分まで働いたことを、1人思った。何とか年は越せそうだと、思いを巡らせて。
 1時間ほどの残業をしてオフィスを出た。

 昨夜は友人と一緒に食事をする約束になっていた。現場のオフィスから歩くと20分強ほどかかる、中華料理屋で。
 その友人とは会社は違うが、会社をまたいだイベントを自分が持ちかけたので、そのことに対しての相談もあったからだ。

 お互いがテーブルに着くと、最初に先の真面目な話をした。その話が終わるといつものように思いつくままのことを話題にしながら食事を続けた。
 21時過ぎには店を出た。ハロウィンでも、明日も平日だから。

 地下鉄から私鉄に乗り換えても、電車内では若者の仮装や傷メイクが目立った。仮装は見ていて楽しめるものもあったが、傷メイクはどうしてもあまり良い印象を抱けない自分。どんな仮装であっても、どんな容姿な男女であっても。

 帰宅してテレビをつけると、ニュース番組では渋谷の様子を映していた。先週末からほぼ毎日、同じような風景を液晶越しに見ている気がした。
 今起きていることを伝えることがニュースなこともわかる。語源の通りに。

 ただ、起きてしまった重要な事件についても触れ続けることも、必用だと考えている自分。
 今年はここ数年の中で以下の事件にメディアが一番、触れていない気がした。銃規制について寛容的な人物、トランプが大統領に就任しているのにもかかわらず。
www.nikkei.com

今週のお題「ハロウィン」

逆向き列車に乗って

 昨日は五十日だったせいか、朝の電車は混雑していた。やっと高校生の中間テストが終わったと思っていたのに。
 だが、違う理由もあるような気がしてきた。秋が深まってきたことも、電車が混雑してきた理由ではないかと。

『食欲の秋』や『天高く馬肥ゆる秋』という言葉がある通り、秋の深まりとともにふっくらとしてきた乗車客が増えたのではないかと。
 また少しずつ朝晩の気温が下がってきたので、乗車客の着る物も気温の低下に従って、厚手になってきているせいもあるだろう。
 1人の乗客の容積が5%増したとしても、朝の通勤時の乗客数から考えると、結構影響が有りそうだ。この仮説を立証する方法はないものだろうか。

 窮屈な電車の中で、昨日あることを思いついた。自分が通勤に乗る方向と逆方面へいくつか戻れば、車内のより空いているスペースを確保できるばかりか、座席に座ることも可能かもしれないと。
 そんなことを考えていると、昔見ていた深夜のテレビ番組を思い出した。その番組とは、『逆向き列車』。
www.tv-tokyo.co.jp
 まず、通勤時の会社員にレポーターが声をかけて、その日の仕事を休むことを了承してもらう。
 了承してもらったら、通勤方面とは逆向きの列車に乗ってもらい、その方向にちなんだ好きな場所にいってもらう様子を伝える、ドキュメントバラエティー番組だ。
 テレビ東京系列らしくお金はあまりかかっていないが、視聴後にはなんともいえない独特なほのぼのとした印象を与えてくれた。
 番組はもう終了してしまったが、一度自分も出演してみたかった番組のひとつだった。

 今までに2度ほどテレビに出演したことがある自分。1回は地元ローカル局の小学生が参加するクイズ番組。もう1回は名古屋が舞台になっているシリーズ化されていたワイドドラマにエキストラとして出演した。
 ちょうど、自分がアルバイトしていた結婚式場でロケが行われた関係で。
 そのドラマはそれなりに有名な俳優が出演していた。植木等、山田昌、藤岡琢也美木良介斉藤慶子だ。
 今から20年以上前なので、上記の出演者の中には鬼籍に入ってしまった方もいるが。
 ただ、そのドラマは出演したかった訳ではない。バイト代はもらったが、エキストラ代などの特別な手当は一銭も出なかったし。

 逆に自分が出演したかった番組が、『逆向き列車』意外にもいくつかあった。ひとつ目は『アメリカ横断ウルトラクイズ』。ふたつ目は『ねるとん紅鯨団』。最後は『新婚さんいらっしゃい!』。
 最初の2番組は、自分の年齢や居住している場所などの関係で出演の応募すら難しかった。
 ただ、『新婚さんいらっしゃい!』だけは、応募することくらいは可能だったが、そのことを妻に相談するとあっさりと却下された。
 今、思うと却下されて良かった気もするが、もし出演していたら2人の今が大きく変わっていたかもしれない?