特に忙しかった訳でもないのにblogの更新の間があいてしまった。
土日はしっかりと休めていたし、残業もほとんどしていなかったのに。
気がつけば十月も半ば。
仕事場では自分の向かいの席に新しいエンジニアが今日から座った。ファーストネームは今風でちょっと珍しかった。中性的な雰囲気のする名前だったが男性だった。せっかく若いエンジニアだったのに。
職場ではワクワクするようなことはなかなか起こらないもの。イライラすることはしょっちゅうなのに。
そんな彼をリーダーはチーム内のメンバーに新しい派遣さんとして紹介していた。
リーダーの時代遅れの感覚には呆れたが、ちょうど一年前に彼のことについて似たようなことをこのblogで書いていた。
hatehatehahaha.hatenablog.com
時間が流れても変われない人、変わらない人が多いのはなぜだろう?
もちろん自分のことも気になっている。
人は落ち着いた環境に居るとそうなってしまう可能性は高くなるのかもしれない。
仕事先は丸一年一緒。牧歌的で時代錯誤な社風の会社の社員たちに囲まれている毎日。
技術的にも新しいことに出会う訳でもない。怠惰な自分であってもエンジニアとして日々スポイルされているような気がして、心配になってくる。
午後、机に座ってぼんやりとしているとスマホに着信があった。
電話をかけてきたのはちょっぴり懐かしい相手。2シーズンお世話になった灯油の巡回販売の現場責任者の所長だった。
終業後にこちらから電話を折り返すと、自分の予想通りの用件だった。今シーズンも手伝って欲しいとのことだった。
夏の終わりを感じるようになるころから、先方からの依頼があったら、灯油の巡回販売の手伝いを少し考え出していたのは不思議だった。
一昨年はともかく昨年の今ごろに比べると、少しは余裕ができてきたのに。
逆に、だからかもしれない。
金銭的には割に合わない仕事だということがわかっているから。
所長にはこちらの返事を金曜日まで待ってもらった。
気力、体力ともに衰えを痛感させられるこのごろ。
それでも、あの仕事には今の職場との車での往復よりも得られないことがあることは確か。
その得られないことと土曜日までも仕事をすることを秤にかけて少し悩んでいる。秋の夜長に独りで。