淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

低い方に流れる

 世の中の安易さに驚くことを通り過ぎて、呆れてしまうことが増えてきた。
 特に仕事やお金に関わることになると、見え透いた態度をとる人が多いのはどうしてなのだろう? 

 今の業界で仕事を始めてから感じるようになったので業界特有のものだと考えていたが、今になって振り返ると時代のせいのような気がする。
 過去に比べると人が処理する情報量が増えている。増えた情報に振り回されて、考えることを放棄した人ばかりなのだろう。

 15年以上も前にラーメン屋でアルバイトを始めた時のこと。 当時の店の責任者があまりにも幼稚だったことに驚いたものだ。
 責任者は順調に出世していたが、よかったのは見てくれだけ。
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 作るラーメンの味のばらつきがひどかったし、 従業員はともかくとして、客に対する態度も褒められたものではなかった。客に怒られていたのを何度も目にしたのを覚えている。

 このブログを書き始めたころに、 カメラマンのアルバイトを数ヶ月していた。
 写真撮影に関しては学ぶべき事は多かったがアルバイト中のストレスは相当なものだった。自分の雇い主である社長が薄っぺらな人だったから。
 彼はまだ、その会社を維持できているのであろうか。
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 昨日の夕方、数ヶ月ぶりに自社の支店へ出社した。
 今の現場での仕事が今月末までなので、 次の現場の候補の面談を受けるためだった。
 面談はオンラインで18:30からだったが、1時間前に呼び出された。
 オンラインの面談だから支店へ出社する必然がないことを担当の営業に問いたのだが、 聞き入れてもらえなかった。
 面談開始の1時間前に出社する必要があるとは思えなかったので、 そのことも調節してもらいたかったのだが駄目だった。
 営業とは全く会話が噛み合わなかったのが虚しかった。

 自分が所属している会社の営業は、現場に出ているエンジニアへは非介入。 現場での調整は全て自分たちエンジニアにゆだねられている。
 彼ら営業たちは、どんな仕事をしているのだろう? 首をかしげたくなってしまう。

 業務時間中に自分が自社へ出社することは、 現場の他社のエンジニアたちにとっては決して愉快ではないはず。
 そんな中で 現場で時間を取るのはなかなか厄介だ。現場でのカレンダーが残りわずかだとしても。

 次の現場は嫌いなTOYOTAの関連会社の仕事だったが、面談中の自分は大人の態度を取った。
 気に入らない客先だけれどテレワークだったことと、嫌だったらボーナスを受け取ったらすぐに辞表を出してもいいと思ったからだ。
 世の中は今、エンジニア不足なこともあって、あっさりと次の仕事が決まった。
 これでおそらく冬の賞与は受け取れるはずだ。派手な夜遊びをしたら無くなってしまうほどの少額だろうけれど。

 このごろの自分も低い方に流れているだけだ。

今日の写真のモデルははなみん。