今年の自分のゴールデンウィークは昨日から。
起床してクリーニング店に直行したら、まさかの休み。しかも5日目まで連休だった。
ゴールデンウィークはクリーニングの需要は低いのだろうか。自分は名古屋に居る貴重な四日の間にスーツを洗ってもらいたかったのに。
その後は高速に乗って北へ向かった。一宮に住む友人と遊びに行く約束をしていたからだ。
渋滞のために都市高速が一宮の手前で全く動かなくなった。
久しぶりに出会った酷い渋滞。高速を一宮東インターで降りても、しばらくは混雑したままだった。
友人宅に着いたのは10:30過ぎ。予定よりも30分以上も遅れての到着だった。
友人は玄関先で自分を待っていてくれて、すぐに彼の車に乗換えて出発した。木曽川を渡ってさらに北へ。
昨日も今日と同じで、五月らしいよい天気だった。
陽射しはくっきりとしていたのに、岐阜県に入ると車窓が少し懐かしかった。
2シーズン、灯油の巡回販売で走ったルートだったから。ただ、その時とは季節が違うので新鮮さもあった。
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長良川を渡って川沿いを少し走ると目的地の長良川競技場だった。友人宅からは自転車でも行けるくらいの距離らしい。
FC岐阜の試合観戦を友人に誘われてやってきたのだが、このスタジアムへの来場は初めてだったし、J3の公式戦を見るのも初めてだった。
友人はFC岐阜のサポーター。今年、一緒にスキーに行った時にさりげなく観戦を誘われたのがきっかけだった。
これまで、Jリーグの観戦はグランパスのホームの試合を瑞穂と豊田スタジアムで観戦したことがあったが、あまりよい印象は残ってない。
だが、昨日の観戦は楽しめた。名古屋ドームと比べてもビールは安かったし、スタジアムグルメもなかなかのものだった。
同じ川の近くにある豊田スタジアムと比べても風はさわやかで、ゴール裏後方の芝生席に座っていると心地よかった。
サッカー専用の豊田スタジアムよりも気取らずに、席に座っていられた気がする。
カメラを持っていったのは、我ながらよい思いつきだったと思う。
高価な望遠レンズは持ってはいないけれど、スポーツの観戦しながらシャッターを切るのは意外にも面白かった。
自分が興味を持ってシャッターを切ることができるのは素敵な女性ばかりではないことが改めて確認できた。
残念ながら試合には負けたけれど、超にわかファンの自分に悔しさが沸いたのは不思議だった。
試合後は友人の妻とご子息も合流して、焼き肉屋で夕食。
四人の会話の中で、自分と友人の共通点が話題になった。年齢は一回りくらい離れているが、共通している長所は好奇心が旺盛なこと。悪く言えば飽きっぽい性格だ。
すかさず、友人は妻に対してまだまだ飽きていないと、フォローしていたのが微笑ましかった。
久しぶりに会った友人の妻に自分が離婚したことを話すと、笑いながら聞いていますと返されてしまった。
世の中には何年経っても、仲が良い夫婦もいる。
