淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

ラーメン食べて写真を撮って

 昨日の日曜日、何をやっていたかを一文で書き表すと次のようになる。雨が降る中、ラーメンを食べて写真を撮っていた。

 先週の日曜日に引き続き、昨日もポートレートを撮るつもりではいた。先日が室内だったので、今週は屋外で撮影したいと考えていた。
 天気予報では雨だったが、それでも構わなかった。荒れた天気でも写真が撮れるように、防塵防滴のカメラ一台とレンズを三本、無理して買い揃えたから。

 ポートレートを撮るために出かけると、最近はどうしても荷物が多くなってしまう。
 自分が持っているカメラ三台をはじめ、レンズ、レフ板、ディフューザーやストロボまでをカメラバッグに入れると相当な重さ。持ち運ぶのにも苦労するほどの。
 だが、昨日は天気を鑑みて荷物を最小限に絞ると、小さめのリュックに収まるほどになった。

 リュックを背負って傘を持ち、電車に乗って街中まで出かけた。
 駅の改札を出て、撮影会の集合場所で主催者とモデルを待っていても、誰も現れなかった。
 その理由は自分の勘違い。集合時間を間違えていたからだ。

 正しい集合時間まで小一時間ほどあったので、時間つぶしにあることを思いついた。付近で催されていたイベントに参加することを。そのイベントとは、名古屋ラーメンまつり。
 ラーメンが嫌いではないが、この手のイベントに参加したことは、今までなかった。正直、あまり興味を持てないでいた。
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 会場に足を踏み入れると驚いた。雨が降っているのに、自分が考えているよりも多くの人が集まっていたから。
 消費増税の影響もあってか、世間ではここのところ景気のいい話を聞くことはほとんどなかったのに、この会場には無縁そうだった。
 出店している店は全てチケット制。チケットを一枚900円で購入してから、思い思いのブースに並ぶシステムだ。

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ラーメンまつりのスナップ。
 自分はある味噌ラーメンを選んだ。不味くはなかったが、900円を払って雨の中で並んでまで食べる価値があったとは、思えなかった。
 どうせ900円を払うのならば、せめて雨に濡れないような場所で座って食べたかった。
 それは自分の主観だし、まつりに参加していた人の中には満足していた人の方が多かったかもしれないが。

 ラーメンを食べた後、撮影会に参加してポートレートを撮った。
 昨日、自分が撮影させてもらったモデルはrikakoさん。自分がファインダーを初めて向けたモデルさんだった。
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 ポートレートを撮りはじめたころ、雨の中で撮影するカメラマンの気持ちがわからなかった自分。
 自身が雨に濡れてしまうし、撮影器具が雨でダメージを受けるリスクを冒してまで、シャッターを切る価値があるとは思えなかったからだ。
 だが、今では違う。屋外で撮るかぎり、晴れの日には晴れの陽射し、雨の日には雨の雰囲気が伝わる写真を残したいと考えている自分がいる。

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今日の写真のモデルは初登場、rikakoさん。雨の中、ありがとうございました。

ポリタンクよりもお手洗いを探していた

 前日は呑み会だったが、6時前に起きた昨朝。
 本業よりも本気になっている副業先に出勤するためだ。朝の7時までに自分の車からタンクローリー車に乗り換えて営業所を出発しないと、自分が担当するエリアへ8時に辿り着けない。土曜日、早朝の幹線道路が大半のルートでも。

 先々週よりは暖かい日が多かった先週。昨日の土曜日も風がなくて暖かだった。ただでさえ、暖冬で雪が少ないスキー場が気になったくらい。
 昨日は灯油の売上げが少ないと想定していた。
週に二回も呑み会があったために、寝不足で身体が重かった自分には、都合がよいと皮算用していた。

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昨日の休憩中に撮ったワンショット。
 ポリタンクに給油するのが上手くなったと初めて感じた昨日。自動計量によるストッパーは付いているものの、なかなかどうしてポリタンクに給油するのは、意外と難しい。そう感じるのは、自分が異常なまでに不器用なせいかもしれないが。
 こぼすどころかハネや液だれもほとんどなく、手際よく給油できたが、給油量が多かったのでどうしても時間がかかった。

 だが、それ以上に時間を取られたことがある。排出だ。
 前夜の呑み会で水分を多く取ったことが、祟ったのだろう。
 普段だったら午前中にお手洗いに行く回数は一回だが、昨日は四回だった。
 最初に巡回するエリアの公園にはほぼ公衆トイレが設けてあるが、他のエリアには公園があっても、公衆トイレを見つけるのには苦労した。

 灯油の巡回販売で担当しているエリアは全部で五つ。最初に回るエリアは岐阜市。他のエリアは関市と美濃市
 岐阜市の公園にはお手洗いが備わっているのに、関市と美濃市の公園には見かけない。少なくとも自分が巡回販売しているエリアでは。
 岐阜市だけは市の条例で決められているのだろうか。公園へのTOILETの設置が。

 午後からはポリタンクを探すことへの気持ちが削がれたことも多かっただろう。生理現象なので、どうしても自分の本能の方が勝ってしまうからだ。
 公園にお手洗いを見つけられないので、コンビニはもちろんのこと、道の駅で二回もトイレ休憩を取った。ガソリンスタンドでローリー車に給油するときにも。

 昨日、自分が販売した灯油の量は、自己ベストの2,110ℓ。
 販売中のTOILETタイムも自己最高だろう。かぞえていないので、正確な数はわからないが。
 灯油の巡回販売をすることになっている三月末までは、金曜日の呑み会は控えた方がよいと、つくづく考えさせられた。

 ちなみに、営業所での販売量は自分以外の全員が前週から比べると、下がっていたようだ。
 何故、自分のエリアだけは売上げが上がったのだろう?

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今日の写真のモデルは瑞希さん。

疲れたではなく、頑張った

 週の終わりの終わりに今、この文章を書いている。週の最後の日である土曜日、しかも22時過ぎに書きはじめたから。
 今週はいろいろなことがあった。飛び石連休の狭間だった月曜日は歯医者に通院した後に、出勤した。いつもよりも人影が少ないオフィスに。

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月曜日の帰宅時のワンショット。
 火曜日は祝日だったので、朝からゲレンデで雪遊び。職場で知り合った友人を自宅近くまで迎えに行き、帰りも無事に送り届けた。
 友人は名古屋市中心部のマンションに住んでいる。迎えに行った早朝は車が少なかったこともあって、それほどの負担を感じなかったが、帰りは違った。
 ゲレンデから真っ直ぐに自宅に帰るよりも、90分以上は余分にかかったこともあって、帰宅するとぐったりした。

 水曜日は職場のつまらない呑み会。木曜日はどうしようもないお客との打ち合わせ。平日最後の金曜日はまたまた、職場の呑み会だった。

 昨夜の呑み会は、水曜日よりは幾分だけマシだった。出席者が一人だけ、星新一を知っていたから。
 その出席者は自分よりも十歳ほど歳下の女性。読者に勘ぐられないように書いておく。容姿がマスヲの好みでは無いことを。
 見た目がタイプではなくても、多少は話があった。水曜日の呑み会の自分以外の出席者が、星新一を知らなかったことに驚いてくれたこと。
 東野圭吾からドラマのガリレオガリレオから福山雅治に話題が変わっていったが、会話は噛み合っていた。

 金曜日の呑み会、しかも職場関係にはどれくらい出席していなかったのだろう? おそらく、一昨年に催された会社の忘年会以来ではないか。
 18:30開宴で飲み放題付きのコースでの予約。飲み放題の時間が終わったら、店員に店を出るように促されたのは自分にとってはラッキーだった。
 二月だというのに、店内は混雑していた。客の大半は仕事関連での来店に見えた。

 何故、金曜日の夜に職場の人たちと酒宴を催すのだろう? 昔、何かで目にしたがどうも日本人だけの習慣のようだ。欧米のオフィスワーカーたちは、金曜日の夜は職場を出ると、真っ直ぐに帰宅するのが普通だと。
 家族と一緒に居る時間に充てたり、土曜日から自分が好きなことをするための準備のために。
 そう考えると、日本人は家族も大事にせず、自分の好きなことよりも職場の人間関係を優先していることになる。
 国外からはそんな視点で見られていることも少なくないだろう、きっと。

 今、本当に疲れているが、自分に何度も言った。今週はよく頑張った。
 目に見える成果が無くても、疲れたと口にするよりは、ずっとマシな気がするから。

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今日の写真のモデルは冬花さくらさん。

星新一を知らないなんて

 定時退社日が定められているのは何曜日が多いのだろうか。自分の経験上は水曜日が多かったし、今の現場もそうだ。

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久しぶりに訪れた名古屋の繫華街。しかも、週末です。何時くらいの撮影でしょう?
 昨日の仕事後、職場での呑み会に誘われたので久しぶりに参加した。職場での人間関係に自分の時間を割くことはもったいないと思っているが仕方がない。その呑み会の主賓の一人に自分がなっていたからだ。
 昨夜は歓送迎会だった。歓迎されているかどうかは知らないが、迎えられたことになっている人は自分を含めて二人。送られる人も二人だった。

 飲める方だということもあって、今までどれくらいの職場で知り合った人たちと、グラスを重ねる機会があっただろう? 昨夜はその中でも、三本の指に入るくらい退屈な会だった。
 自分自身では話題が豊富だと思っている。下ネタから政治や経済まで広い守備範囲だと思っているが、友人たちはどう思っているのだろう?

 気乗りしない会だったが、参加した以上はできるだけ楽しく過ごしたかったので、会を盛り上げようと努めたが、結局は徒労に終わった。
 なかなか、誰も話題を振らないので、自分が会話を始めても、誰もその話題に被せてこなかった。あまりのノリの悪さに、自分のグラスが少なくなるのだけが早まってしまう。

 流れで自分が星新一の名前を口にした時だった。まわりの空気があまりにも乾いていたので、メンバーに確認した。星新一のことを知っているのかを。
 10人近い参加者が居て一人も知らなかったのには驚いた。若い参加者ばかりだったら致し方ないとも思えたが、そうではなかった。
 自分と同世代も二人ほどいたし、50代に見えた参加者もいたのにも関わらず。
 続けて小説や作家の話をするつもりだったのに、取り止めた。星新一を知らないようでは、話が広がらないと思ったからだ。
www.hoshishinichi.com
 90分飲み放題のコースで時間が来たらすぐにお開きになったのがせめてものの救いだった。
 というか、飲み物のお替わりができなくなるとすぐに、会が閉まるように、自分がさりげなく促した。
 会の最後に主賓がそれぞれ話すことになったが、自分の挨拶は一言だけ。
 他の三人が多くの言葉を並べたのには辟易した。そんなに何かを語りたかったのならば、どうして会を盛り上げてくれなかったのだろう?

 50年近く生きてきて痛感している。お酒を通じて人が人と打ち解けることはほとんどないと。相手との距離が縮まるのにアルコールの有無なんて関係ない。
『飲みニケーション』に価値を見いだしている人はどれくらいいるのだろう? 職場での呑み会なんてパワハラの温床になるだけで、有益なことなんてほとんどないだろうに……。

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今日の写真のモデルはゆる子さん。さくらフォト撮影会にて撮影。

四連休ではなかったけれど

 某月某日…。辻仁成の真似をして一度はそんな書き出して書いてみたかった。
 某月某日ではなく、二月十一日の建国記念日の日は副業も本業もお休みだった。
 前日の月曜日は本業の現場に出勤したので、飛び石三連休。
 現場に出勤したら、有休休暇を取得して四連休にしていたエンジニアが目立った。プロパー、パートナー会社の所属を問わず。
 それでも、翌日に楽しみが控えていたこともあって、腐ることもなく、最低限の仕事をこなすことができた。

 建国記念日の一日は雪遊びを漫喫した。ホームゲレンデである、野麦峠スキー場で。
 ウインタースポーツのハイシーズンに差し掛かっているが、ゲレンデに行ったのは約1か月ぶり。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 暖冬でゲレンデに雪が少ない状態が続いていることよりも、もっと他の理由があった。財布の中身が寂しいこともあるが、一番は体力。
 土曜日、早朝から夜まで身体を使って働いていると、日曜日に出かけることが、億劫に感じることが多くなっている。
 日曜日にスキーとスノーボードを楽しむつもりで土曜の夜に車へ荷物を詰め込んでも、結局は車を出庫しなかったこともあった。
 加齢による体力の衰えを感じずにはいられない。減少した体力を気力でカバーできなくなってきたのも、歳のせいだろう。

 だが、今回は違った。以前の職場で知りあった友人からの誘いがあったことが大きいだろう。
 その友人はスノーボードのインストラクターの資格を持っていて、実際にお金を受け取って人に教えていた経験もある。
 それほどの腕前なのに、一緒にスノーボードを滑っても押し付けがましいことは口にしないし、最低限の助言だけをしてくれる。

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野麦峠スキー場のパノラマゲレンデからのショット。
 友人の心がけのおかげか、当日は天気と雪質の両方に恵まれた。
 風もなく穏やか。青空は広がっていたが雪が緩むことはなかった。
 また、前日からの降雪で新雪も味わうことができた。スキーではなく、スノーボード新雪を楽しむことができたのは、初めてだったのではないか。新雪滑走のコツを友人が助言してくれたこともあって。

 リフトの本数をこなしたが、のんびりもできた気がするのは、同行してくれた友人の人柄のおかげだろうか。
 四連休を取得することはできなかったが日曜日のポートレート撮影に続いて、いい気分転換になった。

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今日の写真のモデルはきーちゃんこと、山下沙季さん。