淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

シュミレーション通りには

 自分の本業はシステムエンジニア
 限られた情報を元に不明確なことを明確にしていくのが仕事。
 ただ今の現場ではろくな仕事がないので、時間を持て余している日々が続いているが。
 先週の金曜日、仕事があまりにも暇だったので、翌日の土曜日のシミュレーションをしていた。副業の灯油の巡回販売についての。
 今シーズンでもっとも忙しくなりそうな日だとわかりきっていたから。正月休みで一週間の間が空いたこと。年末年始に寒い日が続いていたからだ。

 今までで一番の販売実績は先月26日の3,822ℓ。
 その数値から4,000リットルを超す程度の売上げになると仮定して作戦を練った。
 作戦案では19:30までには営業所に戻って来られるはずだった。

 作戦案を頭の隅に置きながら、昨日は仕事を始めた。
 最初の販売エリアには8:00に到着することができ、予定通りのスタートを切ることができた。
 心配していた積雪は少なかったが、路地裏の日陰や宅地には残り、そのまま凍っているところもあった。
 当然、滑りやすかったので両手でポリタンクを持って全力で走るのを控えた。
 知らない客に突然、呼び止められることも少なくなかったし、普段は走らないような路地裏の袋小路の行き止まりにローリー車を停めたこともあった。

 当然、ペースは落ちていく。
 事前の想定では13:30に最初のエリアを終えるはずだったが、実際に終えることができたのは15:40。自分が担当しているエリアは全部で5つだが、最初のエリアで2時間以上も遅れてしまった。

 その後も左手の親指を切る怪我などのアクシデントもあり、夕方には雪がちらついてきた。
 さらにそんな悪天候の中、お客の強引な紹介でエリア外への販売を頼まれた。
 直線距離だと車で10分ほどの距離だったが、帰り道を教えてくれることもなかったので全部で30分以上の時間がロスになってしまった。
 雪の中、真っ暗な知らない農道を走っていると心が弱くなってきた。

 幸いなことに最後のエリアでは雪が止んだ。
 それでも足下が悪い中、暗闇を疲れた身体でポリタンクを運んでいると何度かふらついた。

 結局、巡回を終えたのは20:40。ガソリンスタンドでローリー車に燃料を給油して営業所に戻ると22:00を過ぎていた。
 完全に作戦の失敗だった。

 営業所で入金や灯油の補給などの後処理をして、帰宅すると23:00過ぎ。
 限界とまではいかないが、入浴と睡眠以外の欲求を覚えなかった。
 ちなみに昨日の売上量は4,740ℓ。

 今日、ハードな予定を入れなかった自分の判断だけは間違っていなかったと思う。

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今日の写真のモデルはCHiHiROさん。

extra game

 年末年始の休みの九日間はあまり人とは会わなかった。娘にも友人にも会っていないほど。
 それでも、特に寂しいとか時間を持て余すようなことは全くなかった。
 まだ読みたい本、自分にとって読むべき小説も何作か残っているほどだ。

 内省的に過ごせたことは大きかった。
 今までの人生を自分なりに棚卸しができたような気がしたし、そんな感覚を覚えたのははじめてだったから。

 今までのことを振り返ってみると多く時間を費やしてきたことの中でも、今の自分にとってはあまり意味がなかったと結論付けできたことを一つ見つけることができた。
 虚しいことではあったが、その気づきが有意義だったのではないか。
 気づきの詳細については長くなるのでここでは書かない。気が向いたら改めて文章にするかもしれない。

 自分の人生の意味や目的についても考えた。いい歳のオッサンがそんな青臭いことを考えるなんて恥ずかしいのだが。
 自分なりの答えは導けた。ただ、あまりにもその答えは自分の器同様に小さなこともあって伏せておく。また、その答えに自分はもう辿り着いているということも併せて。

 では、今の自分がどんな状態なのかについても続けて考えていた。
『人間五十年』とはよくできた言葉なのかもしれない。
 今の状態は『おまけ』だということに行き着いた。神様からもらった、いつ終わるかわからない人生の延長戦だと。

 だからこそ、不慮の事故や自分の不注意や不摂生によって体調を崩して死を早めるのはもったいない。
 一方、避けようもないことで死を迎えてもいいような心持ちが大事なのではないかと。
 怖がりの痛がりのくせにちょっとだけ諦観したような感覚、死生観へ繋がるようなこともちょっとだけ考えられるようになったのではないか。50歳手前にしてようやく。

 これからは自分のやりたくないことははっきりと拒絶し、やりたいことだけを貪欲に追い求めていくようにしたい。
 新進気鋭の占い師である母親から、自分の内面は他人のことをかなり気にする大人だと言われた。
 そのことが当たっているのなら、少々子どもっぽい言動をしても、他人から見たらいたって普通の行動だったりして。

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今日の写真のモデルはテラさん。

Fire-cut Sweet Potato Snacks

 芋けんぴにすっかりはまっている。というか、自分は恋してしまったのかもしれない。
 今日も帰宅すると95g入りの小袋を一つ完食してしまった。夕食前にも関わらず、たこ焼六個を食べたさらにその後に。

 今日は第二金曜日、夜回りの日。寒くて外に出るのが億劫でも、流行病への感染が怖くても。
 月一回、しかもたった30分なのだが今日は本当に気が進まなかったので、自分への飴のためにたこ焼を用意したのだが、それだけでは気持ちが収まらずに芋けんぴにも手を出してしまった。

 ちなみに、今日のblogのタイトルはイオングループのPB商品の芋けんぴの袋の表に書いてあった。『(Sesame)』とも。
 ゴマ味の芋けんぴは食べたことがなかったので試しに一つだけ買ったのだが、それ以上買わなかったのは賢明だった。期待以上の味ではなかったからだ。

 今夜の夜回り中は本当に寒かった。どんなに歩いていても身体は温まってこなかったし、拍子木を持っていた手の指先は冷たいままだった。
 感覚が鈍くなっていた手で懸命に拍子木を打つと、気持ちよい音が夜空に響いた。空気が乾燥していたからだろう。
 そんな寒い夜でも集まった精鋭は全部で5名。選ばれしヒーローの中で自分が今夜も最年少だった。

 帰宅するとすぐに浴室に向かった。予約機能で浴槽にお湯を張っておいたからだ。
 脱衣するまでは速かったがお湯に浸かるのは慌てなかった。心筋梗塞脳梗塞になっても誰も助けてくれないからだ。

 足、手と身体の先から少しずつお湯をかけてから、ゆっくりと浴槽に身体を沈めると最初は熱く感じた。設定温度はいつもと同じ40℃なのに。
 だが、徐々に身体が慣れていい湯加減になってきた。

 仕事始めの週だった今週。自分にはまだ明日が残っている。
 明日の土曜日は副業である灯油の巡回販売に従事する日。

 年末年始と冷え込んだ日が多かったし、先週は休みだったので、明日が忙しくなることは目に見えている。
 ある友人の報告によると、自分が担当しているエリアの一部では積雪している可能性もあるとか。
 それでも無事に仕事を終えて帰宅したいものだ。自分へのご褒美の芋けんぴはまだ何袋か残っているし。

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今日の写真のモデルはともみさん。

二度あることは三度ある

 仕事から帰宅してテレビをつけると令和オジサンが映っていた。
 しばらく彼の話しぶりを見ていたが何かを本気で伝えたがっているとは思えなかった。自分がひねくれているからだろうか。
www3.nhk.or.jp
 連日、流行病の新規陽性者数は各県や国全体でも右肩上がり。しかも、その上昇は比例直線ではなくて、嫌なカーブを描いている。
 これが指数関数的増加というヤツなのだろうか。

 自分が産まれて住み続けてきた愛知県の新規陽性者数も400人を突破した。
 新型コロナの国内での致死率を1%として計算すると、県内で今日感染したと発表された患者の中で4人が数日先に亡くなるということになる。
 不名誉なことだが愛知県は昔から交通事故死が多いことで有名。昔からワーストを他の都道府県と競い合ってきた。
 昨年は156名、一昨年は189名が事故で亡くなった。
 昨年、愛知県内で新型コロナウイルスによって命を落とした方は209名。
toyokeizai.net
 流行病の感染がこのまま続けば、交通事故死以上の方が今年も亡くなることになるだろう。
www.pref.aichi.jp
 現状、緊急事態宣言が出されるのは1都3県のみ。令和オジサンは二月七日までと口にしたが、それまでで済むとは思えない。
 宣言が出される地域が足りていないことも併せて、多くの人がそう思っているだろうが。

 今回の感染はいつ収まるのだろう? 寒さが続く寒の内にピークアウトが来るとは思えない。
 組織も個人も今までのstyleを根本的に変える気がないことが、昨年の夏から年末までではっきりとしたように自分からは見えた。

 雇用者はオフィスワーカーに必要性のないオフィスワークを求め続けている。
 カラオケ愛好者はシニアと呼ばれる世代の人たちの中でも、集まってマイクを握ろうとしている人たちがいる。
 呑み会が好きな人は相変わらずに大人数で集まって乾杯することに酔い、スーパーやショッピングモールで家族が揃っている姿も普通に目にする。

 仮に今回の波が収まったとしてもそんな光景を普通に見かけるようでは、またすぐに次の波がやってくることは容易に想像がつく。
 それでも自分たちが変わることができないのは何故なのだろう?

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今日の写真のモデルはHARUさん。

それでも年賀状を書きました

 今日は仕事始め。オフィスへ出勤すると、姿を見せなかったエンジニアが二人いた。その理由は体調不良だった。
 職場で自分が所属しているグループは15人ほどなので、割合としては2/15。
 愛知県内のここ数日の新型コロナウィルスの新規陽性者数と陽性率からも推察すると、市中感染率はもっと高いのではないかと思ってしまう。
news.yahoo.co.jp
 その点、お隣の岐阜県は愛知県よりはPCR検査が行き届いているような気がする。クラスターが発生した店名の公表などは、ちょっとやり過ぎかもしれないが。
 岐阜県は知事選挙が近いから、立候補するはずの現職知事が流行病への対策には力が入るのは当然だろう。絶好のアピールになるはずだから。
news.yahoo.co.jp
 今日のオフィスでは何人かが、お正月の気分がしなかったと口にしていた。
 その理由はなんとなくわかるが、自分は全く逆だ。ここ数年で一番、お正月らしさを感じた。

 いくつかの理由があるかもしれないが、大きな点は二つだと思う。
 休みが10日も取れたこと。その10日の間にほとんど仕事のことを考えなかったことだ。

 客先常駐のシステムエンジニアとして働いていると、年始から新しい現場へ赴くことはよくある話。
 そんな場合は休み中もどうしても仕事のことが普段よりも気になってしまう。
 今年はそんなこともなかったし、自分の仕事への考え方の変化がいい意味で影響したのかもしれない。
 自分はあくまで雇われ人。自己表現のためではなくてお金のためだけに最低限の仕事をしているという考えに。

 小さなことかもしれないが、年賀状を書いたことでいつもの日々と違った気分に浸れた。
 スーパーで年賀状を買い求めたら、無地のインクジェットのものはなかったので、必然的に裏面は手書きでメッセージを添えることになった。
 宛名書きのためだけにパソコンとプリンタを使うのも面倒臭く思えてきたので、表面の宛名書きも今年は全部手書きにした。

 一枚一枚、手で書いていると今まで気にならなかったようなことにも気がついた。
 住所や家族の名前に使われている漢字などの細かい点にも。

 それでも、書き上がった年賀状があまりにも不細工になってしまったのは恥ずかしかった。子どものころから字が上手くないから。
 昨夕、ポストに投函した年賀状。明日くらいから届きはじめるのだろうか。

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今日の写真のモデルはRIHOさん。