淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

たわしの日

 バカバカしいタイトルにしたかったので、ためしにつけてみた。
 今日、七月二日が『たわしの日』であることにちなんで。
zatsuneta.com
 珍しく昨日は、久しぶりに仕事へのやる気があった。いつもは限りなくやる気がゼロに近いので、普段と比べると仕事へのモチベーションは格段に高かった。
 珍しく仕事に集中力を費やしたせいか、今朝は少し気怠かった。

 やる気はそれなりにはまだ残っていたが、それも朝一番のオンライン会議まで。
 液晶画面越しにリーダーから、次のようなことを言われたからだ。仕事上で一緒にペアを組んでいるエンジニアにイレギュラーな対応をしてもらうために、自分との作業から数日間、離れることにしてもらう、と。
 自分の進捗が遅れることを了承はさせたものの、100%の信用はしてない。
 もし、掌を返されて自分が咎められる立場になったとしても、しばらくの間だけやり過ごせばいいだけ。
 あと、一ヶ月もすればこの現場から居なくなる。自分の契約は今の現場では八月七日までなのだから。

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今日の青空。
 七月最初の木曜日。週末の休みまで、あと二日。
 雲は多いが、数日ぶりに空に青さが戻ってきた気がする。
 暑さも湿気もそれほど感じない、過ごしやすい梅雨の晴れ間。
 残念ながら、週間天気予報を見ると明日からはまた傘のマークが続いている。

 雨の日が続きそうなことよりも、もっと残念な知らせが飛び込んできた。東京都内の新型コロナ感染者が久しぶりに100人を超えたというニュースが。
news.yahoo.co.jp
 マスコミ、目立ちたいだけの自治体の長やコロナ自警団たちはパチンコホールをヤリ玉に挙げて充分な手当もなしに休業に追い込んだことに対して反省もしないで、今度は夜の街のホストクラブやキャバクラを標的にしようとしている。
 多くの利用者が不安には思っているが同調圧力に屈していることを幸いにして、都市部の乗車率が高い公共交通機関のリスクには、ほとんど触れずに。

 一時はテレワークが受け入れられたはずなのに、自分のまわりの多くのビジネスマンはまた、人の密度が高いオフィスに戻っているのはどうしてだろう?

 今回の緊急事態宣言が発出された日常を何故、経験として活かさないのだろう? 学校やオフィスワークなどのオンライン化を、より一層勧めるべきだと考えている自分は少数派なのだろうか。

 スマホマッチングアプリで知り合い、交際が始まったカップルが増えているようだ。
 数年後には、オンラインコンパで巡り会って結婚する夫婦が、珍しくなくなっているかもしれない。

 もちろん、なんでもかんでもオンラインという訳にはいかないだろう。
 オンラインキャバクラには、まだそそられない自分が居る。

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今日の写真のモデルはりなさん。

それでもrestart

 今日は『半夏生』。『半夏生』と書いて『はんげしょう』と読むらしい。
 だからといって、それにちなんだ文章を綴るつもりはないのだが、関西ではタコを食べる習慣があるとか。
 その習慣を知ると、アツアツのたこ焼きを食べながらビールを飲みたくなった。

 七月が始まった今日。2020年も折り返した。
 新たな気持ちで再スタートしたかったのだが、いきなり躓いた。午後にあるニュースを知って。
www.msn.com
 東京都内の新型コロナの新規感染者が67人と報告されたから。67という数は緊急事態宣言が解除されてからは最多だ。
 根本的な治療方法も予防策も見つかっていない新しいウイルスが、自分たちのすぐそばに存在し続けている事実を改めて再確認させられた。自分のようになにかと楽観的に考えたい人にとっては不都合な真実を。

 都内の新規感染者が50人を超えたのは、今日で六日連続。
 カラッポオバサンこと小池百合子都知事は次のように言っているらしい。
『こちらから行く人も来る人もいて、なかなか流れを全てストップというわけにはいかない』と。
 このままだと彼女は都知事として信任されるだろう。
 都知事選挙の投票が終わって都知事の続投が決まると、彼女はまた掌を返すのだろうか。東京オリンピックの延期が決まった時のように。
 それとも経済活動を優先して、コロナの感染者が増え続けても見過ごすままでいるのだろうか。

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先週末に撮ったスナップ。
 あやうく自分もコロナ自警団になりかけたことがあったが、都内のホストクラブやキャバクラなどの営業をやみくもに中止させるのには反対だ。
 責任ある立場の人間が、明確な理由や意図を説明できないのであれば。

 こんな状況でも一時の自分であれば、街中の繁華街で夜遊びを続けていただろう、きっと。
 他のお客は少ないはずなので、キャバクラやガールズバーでは丁寧な接客を受けて、鼻の下を伸ばしているのがいいところだろう。鼻は低いくせに。

 下半期の初日に、いきなりヤキモキさせられたが仕方がない。
 病魔退散、と叫んだところで今そこにある状況が変わるわけではないからだ。
 物事には諦めて、ありのままを受け入れることも必要だ。
 そんな偉そうなことを書いていても、心底では自分自身が納得できないでいるのかもしれないが。

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今日の写真のモデルは初登場、夏凜さん

2020年の上半期を七味五悦三会で振り返る

 今日で六月も終わり、今年も半分が過ぎようとしている。
 このblogで恒例となっている今年の上半期を『七味五悦三会』で振り返りたい。
 例年は七月一日に書いているが、今年からは六月三十日にするつもりだ。
 一年の総括である『七味五悦三会』を大晦日に書いているから。
『七味五悦三会』とは江戸時代の人々が大晦日に家族同士で、七つの美味しかったもの、五つの楽しかったことや嬉しかった思い出、三つの新しい出会いを語らいながら過ごす風習のこと。
 この粋な風習を知るとすぐに好きになったので、上半期の終わりと大晦日にはこのテーマでblogの記事を書き続けている。

 まずは七味。

ブロンコビリーの《ウルグアイ産》炭焼き超厚切り熟成サーロインステーキ』はステーキ専門のチェーン店、『ブロンコビリー』のメニュー。
 訳あって、ブロンコビリーの食事券が手元にあったので母親と二人、今月のある日にディナーを食べた。
 母が自分で頼んだメニューに文句ばかりつけていたが、自分が選んだステーキには良い印象しか残らなかった。

ヨセミテ・ロード リミテッド・セレクション シャルドネ』とは、セブンイレブンが提供する金のワインのひとつ。
 1,000円もしないのに、値段を感じさせない味わいだった。関西の撮影会に所属していたポートレートモデルが自分に進めてくれたので、セブンイレブンに立ち寄った際に買ってみた。
 男はどうしても素敵な女性の言葉には素直になる。

 このワインは大当たり。大切に味わった。ワインを教えてくれた女性は今年の三月でモデルを辞めてしまった。そのことに感傷的になっていたのかもしれない。
 以後、セブンイレブンで他の銘柄のワインをふたつほど買ったが、どちらにも関心はしなかった。魅力的な女性に勧められていないからだろうか。

 今年の上半期は、新型コロナがつきまとうことが多かった。
 三月末から在宅勤務になったこともあって、自炊する回数は格段に増えた。
『サバ缶とトマトのパスタ』はそんな状況の現れかもしれない。
 新しく試した自炊メニューの中では最大のヒット作。
 ネットで見てうろ覚えだったレシピで適当に作った最初が一番美味しかったのは何故だろう?

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週末に撮ったスナップ。
 次は五悦。

  • たんぱく宣言が執筆から四年目突入

 このblog上で言うのも恥ずかしいが、本当にそれくらいしか思い浮かばない。
 逆に言うと、それくらい今年の上半期は自分の心に影が差すことが多かった。新型コロナのことも大きかったと思う。

 最後に三会。
 残念ながら今のところ一人も思い浮かばない。
 ポートレートを撮る際に何人かの素敵な新しいモデルさんと出会ったが、三人だけはどうしても選べない。

 仕事はもちろんのこと、他の機会では素敵な人には出会えなかった。
 今年の年末にはどうなっているのだろうか。無事に過ごしているのだろうか。
 今年の下半期はここ数年の中では長くなりそうな予感がする。

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今日の写真のモデルはれおなさん。

風を送っていた

 一日が長く感じた昨日の日曜日。
 休日なのにもかかわらず7時前には起きてすぐ、バタバタしはじめたこともあるのだろうが。
 予定は確定していたことばかりなので、前日と早朝から準備をしていたが、良くも悪くも想定していないことがいくつか起きた日になった。

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紫陽花が似合う日々も終わりに近づいている。
 午前中は撮影会に参加してポートレートを撮ることになっていたし、午後からは自分が参加している文学同人誌の集まりに参加するつもりだった。同人誌に掲載された作品について、作者に対して同人が感想や意見を言い合う、例会と呼ばれる集まりに。
 新型コロナの自粛明けからは毎週のようにポートレートの撮影をしているが、文学的なものからはすっかり足が遠のいていた。

 自分が参加している同人誌のイベントが行われる曜日はほとんどが日曜日。時間は午後から夕方までだ。
 昨年の十二月から今年の三月までの毎日曜日は灯油の巡回販売をしていたので、同人誌のイベントには参加できなかった。
 四月と五月にも例会は予定されていたので出席するつもりでいたのだが、新型コロナによる自粛で中止されていた。

 昼過ぎまでカメラのシャッターを切っていたので、例会の会場に少し遅れて参加すると、考えていた以上に参加者は多かった。
 同人のほとんどはシニアなので、新型コロナを警戒して出席者が少ないのではないかと考えていた自分の予想はすっかり外れた。

 同人誌の例会へ最後に出席したのがいつだったのかを、改めてこのblogで確認してみた。直近で参加したのは、昨年の九月だった。
 自分の記憶なんて、本当にいい加減なものだ。

 会が二回連続で中止されていたこともあって、昨日は取り上げられた作品が多かった。
 作品毎への言及が少なくなってはいたが、会の進行には淀みを感じなかったので、眠くなることもなかった。
 好きなことの集まりとはいえ、退屈に感じることだってある。

 古今東西、何人もの著名な作家が多数の文学作品を遺してきたが、それらのほとんどに興味を持つことなくここまで来た。
 これからも自分の気を引くような作品に、それほど多く出会えるとは思っていない。感性は加齢とともに、確実に鈍ってくるのだから。

 今号の同人誌で巻頭を飾った作品を書いた作者が、執筆の動機について、次のようなことを口にした。例会が終わったあとのお手洗いで、ある同人に言われたことがきっかけになったと。
 お手洗いで話かけた同人とは自分のことらしいのだが、全く記憶に残っていないことが恥ずかしかった。
 自分の記憶なんて、本当にいい加減なものだ。

 相変わらずに大雑把にしか生きていけないし、生きられないだろう。
 そんな自分が、ちょっとだけ彩りのある風を誰かに送っていたなんて不思議な感覚だった。自分が書いた小説ではなくて、ちょっとした言葉が誰かに影響を与えていたことが。

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今日の写真のモデルは真辺あゆみさん。

カラオケの魅力

 梅雨らしく、天気予報は目まぐるしく変わっている。
 昨日の時点では今日は雨が降らない予想になっていたが、今朝は雨音で目が覚めた。
 この後、カメラを持って出かけることにしているので、雨が上がってくれると助かるのだが。

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昨日、撮ったスナップ。
 ヒトカラが好きな自分だが、家の外で歌わなくなってどれくらい経つのだろう?
 自宅から歩いていけるほどの距離にカラオケボックスがあるので、歌いたくなればすぐに行けるのだが。

 そのカラオケボックスは一時的に営業自粛をしていたが、今ではすっかり元通り。週末になれば店の前に自転車が並び、駐車場にも車が多く止まっていることに、少し違和感を覚える。

 自分がカラオケを歌う時に選ぶ曲はアップテンポではなくて、静かな曲が多い。
 その中では、雨にちなんだ曲で気に入っているものがいくつかある。
 大江千里が作詞作曲して、新海誠が手がけた映画の主題歌として秦基博がカバーした『Rain』。
 徳永英明の『レイニー・ブルー』やASKAの『はじまりはいつも雨』を今までに何度、歌ったのだろう?
 キーが高いので今では歌わなくなったが、中西圭三の『最後の雨』やXの『ENDLESS RAIN』も嫌いではない。

 昨日のblogで書いた結婚式場でアルバイトをしていたころはまだカラオケも通信式はなかったので、宴会場にあったカラオケはCDだった。
 暇な時間には社員もアルバイトもカラオケを歌っていたのが懐かしい。『はじまりはいつも雨』を今ごろの季節に、ある社員がよく歌っていたし、耳障りが良かったことが記憶に残っている。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 最近になってまた、東京都内を中心に新型コロナの患者が増えているという。連日、50人を超えているのが気になっている。
 昨日のニュースによると、20代から30代の感染が七割だと伝えている。
news.yahoo.co.jp
 シニアのコロナ感染場所として取り上げられているのがカラオケボックスやカラオケ喫茶。
 普通に考えれば、感染の可能性は少なくない場所だろう。

 自分はある時に気がついた。カラオケを歌うことは好きだが、他人と行くのが苦痛であることに。
 他人が歌っているときに、どのように振る舞っていいかがわからないからだ。自分が知っている曲やマイクを握っている人が上手ければそれなりにやり過ごせるのだが、それ以外の場合は苦痛なだけだ。
 歳を取るごとに新しい曲を覚えることが難しくなり、何事においても他人への評価が厳しくなっているからだ。

 今の自分は、人と連れだってカラオケに行く魅力がわからない。
 そのことも、このごろの自分がキャバクラやガールズバーへ遊びに行かなくなった理由のひとつでもあるような気がする。
 他人と一緒にカラオケをする魅力は何だろう? なぜ、人は他人の前で歌いたくなるのだろうか。一人で歌うだけでは、何かが足りないのだろうか。

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今日の写真のモデルはめいさん。